【指揮者・一部公演曲目変更のお知らせ】ベルリン国立歌劇場管弦楽団≪シュターツカペレ・ベルリン≫
12月に来日を予定しておりますベルリン国立歌劇場管弦楽団の指揮者ダニエル・バレンボイムは健康上の理由により、日本公演を含むアジア・ツアーを、やむなく降板することになりました。
代わりまして、バレンボイムの推薦により、クリスティアン・ティーレマンが指揮を務めます。ティーレマンは、シュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者を務め、ウィーン・フィル、ベルリン・フィル等、世界の第一級のオーケストラと共演を重ねてきたドイツを代表する世界的巨匠です。バレンボイムの指揮にご期待くださいました多くの皆様には大変申し訳ございませんが、何卒ご理解を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。
クリスティアン・ティーレマン(指揮) Christian Thielemann, Conductor
1959年西ベルリン生まれ。幼少からピアノを学び、カラヤン財団のオーケストラ・アカデミーではヴァイオリン、ヴィオラを学んだ。78年にはベルリン・ドイツ・オペラの指揮者ハインリヒ・ホルライザーに認められて同劇場のコレペティトールに採用され、本格的に指揮者を目指すようになる。ドイツのゲルゼンキルヒェン歌劇場、バーデン州立劇場、ニーダーザクセン州立劇場にて経験を積み、85年にデュッセルドルフ・ライン歌劇場の首席指揮者、88年ニュルンベルク州立劇場の音楽総監督に就任。97年から2004年ベルリン・ドイツ・オペラ音楽総監督、04年から11年ミュンヘン・フィル音楽総監督を歴任。13年から22年までザルツブルク・イースター音楽祭の芸術監督を務める。バイロイト音楽祭には00年に「ニュルンベルクのマイスタージンガー」を指揮してデビュー。以来毎年出演を重ね、15年から20年には音楽監督を務めた。また、12年よりシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者を務めている。
ベルリン・フィル、ウィーン・フィル双方と良好な関係を築き、特にウィーン・フィルとは19年のニューイヤー・コンサートを指揮したほか、ベートーヴェン交響曲全曲録音を行っている。この他ロイヤル・コンセルトへボウ管、ロンドン響、シカゴ響をはじめ、ヨーロッパ・米国・イスラエル・アジアなど世界中の主要オーケストラから定期的に招かれて賞賛を集めている。
録音も多数行っており、最近ではウィーン・フィルとの「ブルックナー交響曲全集」のプロジェクトが進行中。ドレスデン国立歌劇場管弦楽団との最近の録音には、ブルックナー、シューベルトの交響曲、シェーンベルク「グレの歌」などがある。
11年ロンドン王立音楽院の名誉会員、ワイマール・リスト音楽院及びベルギーのルーベン・カトリック大学名誉博士号、15年リヒャルト・ワーグナー協会のリヒャルト・ワーグナー賞に続き、22年にはザルツブルク州より名誉賞を授与された。
今年6月、急遽ブロムシュテットの代役でシュターツカペレ・ベルリンを指揮しベルリン国立歌劇場デビューを果たす。また10月にもバレンボイムの代役でワーグナー「ニーベルングの指輪」第一チクルスを務めて大好評を博した。
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なお、指揮者の変更に加えて、12月6日(火)の公演は以下の通り曲目の変更がございます。
2022年12月6日(火) 19:00 東京オペラシティコンサートホール
シューベルト:交響曲第7番ロ短調 ≪未完成≫作品759
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調作品64
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ワーグナー:《トリスタンとイゾルデ》前奏曲と愛の死
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
また、12月7日(水)の公演は以下の通り曲順の変更がございます。
2022年12月7日(水) 19:00 サントリーホール
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 作品73/交響曲第1番 ハ短調 作品68
通常、出演者・曲目変更に伴う払戻しは実施しておりませんが、全曲目が変更した12月6日(火)の公演に限り、ご希望のお客様には払戻しをお受け致します。
《払戻し期間》2022年10月27日(木)10:00 ~ 11月9日(水)23:59
払い戻し方法については、以下リンクからご確認ください。
東京公演以外のスケジュールと詳細は、以下をご確認ください。
■熊本公演
12月2日(金)19:00開演
⇒ 詳細はこちらから
■大阪公演
12月3日(土)17:00開演
⇒ 詳細はこちらから
このたび指揮を務める巨匠クリスティアン・ティーレマンと、ベルリン国立歌劇場管弦楽団による演奏に、どうぞご期待ください。
株式会社テンポプリモ