Profile
エスメ弦楽四重奏団 Esmé Quartet
ペ・ウォンヒ(1stヴァイオリン)Wonhee Bae, First Violin
ハ・ユナ(2ndヴァイオリン)Yuna Ha, Second Violin
ディミトリ・ムラト(ヴィオラ)Dimitri Murrath, Viola
ホ・イェウン(チェロ)Yeeun Heo, Cello
2016年、ケルン音楽舞踏大学に学ぶ4人の奏者により結成。「エスメ」という名前は、愛や尊敬といった意味の古フランス語の単語に由来する。これまでにアルバン・ベルク弦楽四重奏団のギュンター・ピヒラーをはじめ、エバーハルト・フェルツ、アンドラーシュ・ケラー(元ブダペスト祝祭管コンサートマスター)、クリストフ・ポッペン(元ケルビーニ四重奏団)、ハイメ・ミュラー(アルテミス・カルテット)、オリヴァー・ヴィレ(クス・カルテット)等のもとで研鑽を積む。2018年のウィグモアホール国際弦楽四重奏コンクールにて、4つの特別賞を得て優勝。ルツェルン音楽祭、ヴェルビエ音楽祭、ウィグモアホール並びにイギリス国内でのツアー、エクサン・プロヴァンス音楽祭、フラジェ音楽祭(ブリュッセル)、エステルハージ音楽祭に招聘されるなど、その活躍の幅を世界中に広めている。
2020年には名門アルファ・レーベルよりデビューCDが発売され、仏ディアパソン誌より5つ星を獲得。2022年北米と日本への初ツアーを開催して絶賛を博した。23年には香港アートフェスティバルに招聘されてJ.アダムスの「アブソリュート・ジェスト」を香港フィルと共演。
南ドイツ・ツァイトゥング紙
―ここにいる4人の若い音楽家たちは、深みのある成熟した演奏を聴かせてくれる。この言い古された表現も必要ないだろうが、そこに年齢は関係しない。
ストリングス誌(アメリカ)
―エスメの記念碑的なシューベルトの弦楽四重奏曲は、ミシュランの星を獲得した
ディアパソン誌(フランス)★★★★★
―4人の演奏家のリリシズムと空気のようなしなやかさが、これらの楽章に深遠さと思いがけない魅力を与えている。