<快挙!>ロシア国立交響楽団《シンフォニック・カぺレ》チューバ首席がチャイコフスキー国際コンクール第二位に入賞!
ロシア国立交響楽団《シンフォニック・カペレ》の首席チューバ奏者、フョードル・シャゴフさんが第16回チャイコフスキー国際コンクールの金管楽器部門で第二位を獲得しました!
世界で最も権威のあるコンクールの一つとされるチャイコフスキー国際コンクールですが、今年から管楽器 (木管楽器・金管楽器) 部門が新設されました。金管部門では、参加者はホルン、トランペット、トロンボーン、チューバ4つの異なる楽器で一つの順位を争いました。シャゴフさんが決勝ステージでチャイコフスキー作曲「弦楽四重奏第1番」より「チューバと弦楽のためのアンダンテ・カンタービレ」(M.サントス編曲)、そしてアレクサンドル・アルチュニアン作曲「チューバ協奏曲」の2曲を演奏し、見事に審査員と満場の観客を魅了しました。
シャゴフさんはヴァレリー・ポリャンスキー指揮のもと、ロシア国立交響楽団《シンフォニック・カぺレ》のチューバ首席を務めています。2017年の来日ツアーに引き続き、今年7月の来日ツアーにも参加する予定です。チャイコフスキー交響曲を中心としたプログラムを演奏します。
チャイコフスキーの曲にチューバが沢山用いられ、オーケストラ全体の豊かな響きを作り上げます。また交響曲第6番「悲愴」の第4楽章にチューバとトロンボーンとの荘厳のコラールが特に有名で、難関コンクールに認められた世界一流の奏者が奏でる名曲の中に秘められた美しい旋律に是非ご注目ください。
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フョードル・シャゴフさんがチャイコフスキー国際コンクールでの演奏動画をご覧いただけます。魅力に富んだ深みのあるチューバ独特の音色をどうぞご堪能ください。