“絹のようなしなやかさ”を誇る名門歌劇場のオーケストラ
名誉指揮者 チョン・ミョンフン、実力人気絶対的No.1ピアニストと共に8度目の来日!

世界最高峰のオペラの殿堂 ミラノ・スカラ座からミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団が来日。
トスカニーニ、アバド、バレンボイム、シャイー等と凄演を繰り返し、オペラの演奏において世界屈指の楽団と評されている。

その最大の特徴は、スカラ座で代々受け継がれてきた一糸乱れぬ完璧なアンサンブル。まるで絹糸のようにしなやかで滑らかな音色はタクトに応えて繊細に表情を変え、聴衆の心を捉えて離さない。

指揮は巨匠、チョン・ミョンフン。2023年3月、ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団として初めての名誉指揮者に就任した。
プログラムはスカラ座の伝統薫る[ヴェルディ:歌劇『運命の力』 序曲]から始まる。ソリストを務めるのは国内外の第一線で活躍する藤田真央。23年に同楽団と欧州ツアーを行い大成功を収めたのが記憶に新しい。彼の繊細な音作りと、スカラ座フィルの豊麗なサウンドで演奏する[ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番]、[ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番]は絶対的な名演となるだろう。後半の[チャイコフスキー:交響曲第6番][ブラームス:交響曲第4番]はマエストロが繰り返し取り組んできた楽曲の1つ。オペラ演奏で魅せる色合いの豊かさが、どのようにこの2曲に写し出されるのかにも注目したい。
本場仕込みの音楽が心を揺さぶる贅沢な体験を、ぜひ会場でご堪能いただきたい。

出演

ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団
指揮:チョン・ミョンフン
ピアノ:藤田真央

プログラム

PROGRAM A

ヴェルディ:歌劇『運命の力』序曲
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18(ピアノ:藤田真央)
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 作品74『悲愴』

PROGRAM B

ヴェルディ:歌劇『運命の力』序曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58(ピアノ:藤田真央)
ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調 作品98

公演情報

東京

【日時】
2025年9月22日(月)  19:00開演(18:15開場)

【会場】
サントリーホール

【プログラム A】
ヴェルディ:歌劇『運命の力』序曲
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18(ピアノ:藤田真央)
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 作品74『悲愴』

主催・お問合せ:テンポプリモ 03-3524-1221(平日10:30~17:00)
※電話でのチケットのお申し込みは受け付けておりません。取扱いプレイガイドをご確認ください。

横浜

【日時】
2025年9月23日(火・祝) 14:00開演(13:15開場)

【会場】
横浜みなとみらいホール

【プログラム A】
ヴェルディ:歌劇『運命の力』序曲
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18(ピアノ:藤田真央)
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 作品74『悲愴』

主催:テンポプリモ/神奈川芸術協会
共催:横浜みなとみらいホール(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)
お問合せ:神奈川芸術協会 045-453-5080(平日10:00~18:00/土曜10:00~15:00)

東京

【日時】
2025年9月24日(水) 19:00開演(18:15開場)

【会場】
サントリーホール

【プログラム B】
ヴェルディ:歌劇『運命の力』序曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58(ピアノ:藤田真央)
ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調 作品98

主催・お問合せ:テンポプリモ 03-3524-1221(平日10:30~17:00)
※電話でのチケットのお申し込みは受け付けておりません。取扱いプレイガイドをご確認ください。

プロフィール

ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団
Filarmonica della Scala

©Giovanni Hänninen

ミラノ・スカラ座開場の1778年に創設されたミラノ・スカラ座管弦楽団を母体とするこのオーケストラは、イタリア・オペラの歴史に重要な足跡を遺している。1982年にクラウディオ・アバドが中心となり、オペラ座の伝統に則ったレパートリーを充実させることを目的としてミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団(Filarmonica della Scala)を設立し、独立したオーケストラとして活動を始めた。トスカニーニ、フルトヴェングラー、カラヤン、バーンスタイン、カルロス・クライバー、ジュリーニ、バーンスタイン、アバド、ムーティ、バレンボイム、シャイーなど、スカラ座が輩出した時代に名を記す指揮者たちのもと、オペラの演奏にかけて世界でも指折りのオーケストラとして認められているほか、コンサート活動においてもきわめて高い国際的評価を獲得している。

チョン・ミョンフン(指揮)
Myung-Whun Chung, Conductor

© Silvia Lelli

韓国ソウル生まれ。マンネス音楽学校、ジュリアード音楽院でピアノと指揮法を学ぶ。1974年チャイコフスキー国際コンクール ピアノ部門第2位。その後ロスアンジェルス・フィルにてジュリーニのアシスタントとなり、後に副指揮者。ザールブリュッケン放響音楽監督および首席指揮者(1984~1989)、パリ・オペラ座バスティーユ音楽監督(1989~1994)、ローマ・サンタチェチーリア管首席指揮者(1997~2005)、フランス国立放送フィル音楽監督(2000~2015。現在は名誉音楽監督)、ソウル・フィル音楽監督(2006~2015)、シュターツカペレ・ドレスデンの首席客演指揮者(2012~)など歴任。1997年に本人が創設したアジア・フィルの音楽監督も務める。2001年東京フィルハーモニー交響楽団のスペシャル・アーティスティック・アドヴァイザーに就任、2010年より桂冠名誉指揮者、2016年9月に名誉音楽監督に就任。2022年6月、イタリア共和国功績勲章であるグランドオフィサーの称号を長年にわたるイタリアの文化発展への貢献に対して受勲。2023年3月、イタリアのミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団として初めての名誉指揮者に就任した。

藤田真央(ピアノ)
Mao Fujita, Piano

Johanna Berghorn ©Sony Music

2017年第27回クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール優勝。2019年チャイコフスキー国際コンクールで第2位を受賞。ルツェルン音楽祭、ヴェルビエ音楽祭など主要な音楽祭へ定期的に出演。2024年8月、フルシャ指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団との共演でBBCプロムスにデビュー。同年10月、アン・デア・ウィーン劇場リニューアル記念コンサートにウィーン交響楽団と出演。11月にはカーネギー・ホールにてホール主催のソロ・リサイタルで再登場。その他、プラハ、ミュンヘン、アムステルダム、ベルリン、ケルン、チューリッヒ、シカゴなどの欧米主要都市でソロ・リサイタルを行う。
クリストフ・エッシェンバッハ、リッカルド・シャイー、アンドリス・ネルソンス、マレク・ヤノフスキ、セミヨン・ビシュコフ、ヴァシリー・ペトレンコ、ペトル・ポペルカといった指揮者たちからの信頼も厚い。
2021年11月、ソニークラシカル・インターナショナルと専属レコーディングのマルチアルバム契約を締結し、2022年10月には<モーツァルト:ピアノ・ソナタ全曲集>を、2024年9月に<72 Preludes ショパン/スクリャービン/矢代秋雄:24の前奏曲>をリリース。(2024年8月現在)

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