ダニエル・バレンボイム ピアノ・リサイタル
~ベートーヴェン ピアノ・ソナタの系譜~

(C)Monika-Rittershaus-scaled

現代クラシック界を代表する世界最高の巨匠、16年ぶりの来日リサイタル!
5度のピアノ・ソナタ全集録音を経て挑む、ベートーヴェン演奏の歴史的境地。

7歳でデビュー、11歳にしてフルトヴェングラーから“天才”と評されたのちピアニスト、指揮者として華々しいキャリアを歩んだバレンボイム。作曲家への深い洞察に裏打ちされた確信的かつ濃厚な演奏が支持を集め、ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、シカゴ響やデュプレ、ムター、アルゲリッチなど時代を代表するオーケストラやソリストから絶大な信頼を得て精力的な活動を繰り広げてきた。その軌跡を見れば、現代音楽界における世界最高の巨匠であることは疑いようもありません。
敢えてこの時期に来日を果たす78歳マエストロが贈るオール・ベートーヴェン・プログラムは、まさに人生を賭して臨む決意表明と言えるでしょう。昨年は前人未踏の5度目のピアノ・ソナタ全曲録音であらためてファンの度肝を抜きました。そして、この30年でたった2度しか行っていない16年ぶりの日本でのダニエル・バレンボイムのピアノリサイタルは、我が国のクラシック演奏史上燦然と輝くものとなるに違いありません。

【日時】
◆追加公演 2021年6月2日(水) 19:00開演 (18:00開場)
◆第一夜 2021年6月3日(木) 19:00開演 (18:00開場)
◆第二夜 2021年6月4日(金) 19:00開演 (18:00開場)

【出演】
ダニエル・バレンボイム(ピアノ) Daniel Barenboim, Pianist

【プログラム】
◆第一夜 最初のソナタ
ピアノ・ソナタ第1番 Op. 2-1
ピアノ・ソナタ第2番 Op. 2-2
ピアノ・ソナタ第3番 Op. 2-3
ピアノ・ソナタ第4番 Op. 7

◆第二夜/追加公演 後期三大ソナタ
ピアノ・ソナタ第30番 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番 Op.111

【会場】
サントリーホール 大ホール
アクセスのご案内(外部リンク:サントリーホールWebサイト)

【チケット・プレイガイド】
全席指定 S席 22,000円 A席 18,000円 B席 14,000円 P席 10,000円 (税込み)

※感染症対策についてのお願い

サントリーホールチケットセンター 0570-550-017
チケットぴあ 0570-02-9999[Pコード:195-874]
イープラス (予定枚数終了)
ローソンチケット[Lコード:32712](予定枚数終了)
楽天チケット 050-5434-7343 (予定枚数終了)

2021年4月18日(日)10:00〜 一般発売開始
※追加公演:5月18日(火)11:00〜 一般発売開始


主催:テンポプリモ/サンライズプロモーション東京/日本経済新聞社
後援:一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)/イスラエル大使館
協力:ユニバーサル ミュージック

プロフィール

ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
Daniel Barenboim, Pianist

(C)Deutsche Grammophon

1942年生まれ。5歳より両親からピアノを習い、7歳でピアニストとしてデビュー。1952年には10歳でウィーンとローマ、55年にパリ、56年でローマに相次いでデビュー、57年にはストコフスキーとの共演でニューヨークにデビューし、国際的な評価を確立した。54年にはフルトヴェングラーから「バレンボイムの登場は事件である」と評されている。60年代にはベートーヴェンの協奏曲全曲でオットー・クレンペラーと、ブラームスの協奏曲全曲でサー・ジョン・バルビローリと共演、レコーディングも行った。66年から69年にかけては、自身最初のベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音を行っている。また、68年には、ピンカス・ズッカーマン(ヴァイオリン)、ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)とともにトリオを結成。以来、フィッシャー・ディースカウ、イツァーク・パールマン、アイザック・スターン、ヨーヨー・マ、マキシム・ヴェンゲーロフ、マルタ・アルゲリッチ、エマニュエル・パユら時代を代表するソリストとともに室内楽にも取り組んでいる

レパートリーはピアノ・室内楽・指揮ともに多岐にわたり、バッハからベートーヴェン、ブラームス、ワーグナーに至るドイツ語圏の作品の演奏はとりわけ圧倒的な支持を得ている。作品の細部のみならず作曲家や時代背景までをも俯瞰し理解したうえでの確信的な音楽が特徴で、ベートーヴェンやモーツァルトのピアノ協奏曲・ピアノ・ソナタ全曲、バッハの平均律クラヴィーア曲集全曲といった集中的な演奏や録音が多く、いずれも好評を博している。2020年12月には自身5度目となるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音をリリースして注目を集めた。

指揮者としても精力的に活動し、パリ管弦楽団、シカゴ交響楽団、シュターツカペレ・ベルリン、ミラノ・スカラ座の音楽監督、ベルリン・フィルの楽団史上初の名誉指揮者などを歴任。

現在は指揮とピアノの双方で精力的に活動を続ける一方、99年に文学者のエドワード・サイードとともに設立したウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団を率い、若手音楽家の育成や中東和平を希求する活動にも積極的に取り組んでいる。グラミー賞、大英帝国騎士勲章、レジオンドヌール勲章、ドイツ連邦共和国功労勲章、高松宮殿下記念世界文化賞など受賞歴も多い。

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