Profile

タリス・スコラ―ズ
The Tallis Scholars

1973年に合唱指揮者で音楽学者のピーター・フィリップスによって結成された。設立以来2,500回以上のコンサートやレコーディングを通して、一糸乱れぬ音程とハーモニーにより、ルネサンス音楽に必須とされる心地よいポリフォニーと均衡のとれた響きを生み出し、古楽において世界最高の合唱団の地位を確立している。
毎年約80回の演奏会を教会、コンサートホールなどで開催。94年にはパレストリーナ没後400年を記念してローマのサンタ・マリア・マッジョーレ教会での祝賀演奏を行うほか、ミケランジェロのフレスコ画完全修復完成を祝う記念行事を飾り、システィーナ礼拝堂でも披露された。98年結成25周年記念コンサートをロンドンのナショナル・ギャラリーでも開催。結成40周年の2013年にはロンドンのセント・ポール寺院でのコンサートを含む世界ツアーを実施した。23~24年にかけては日本を含む、アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、フィンランドで結成50周年を記念してワールドツアーを予定している。
独自レーベル「ギメル・レコード」からリリースされる録音は、世界中で多くの賞を受賞している。1987年グラモフォン誌レコード・オブ・ザ・イヤー(古楽としては唯一)に選ばれた。89年にはフランスのディアパゾン誌年間最優秀賞も獲得している。また、2001年、09年、10年にはグラミー賞にもノミネート。この他、ジョスカン・デ・プレのミサ曲を取り上げたアルバムは21年グラモフォン誌アーリー・ミュージック賞、BBCミュージック・マガジンの年間最優秀録音賞を獲得している。最新作は23年10月にリリースされた、ジョン・シェパードの「ミサ・カンターテ」をはじめとする宗教曲集である。
日本にもファンが多く、定期的に来日している。

ピーター・フィリップス(指揮)
Peter Philipps

 1953年英ハンプシャー州サウサンプトン生まれの指揮者。72年にオックスフォード大学に奨学生として入学し、ウルスタン、アーノルド両教授のもとでルネサンス音楽を学ぶ。73年に合唱団“タリス・スコラーズ”を創設し、80年には独自レーベル〈ギメル・レコード〉を設立して数多くのレコーディングを行なう。学者・著述家の顔を持ち、欧州各国の中世音楽や宗教音楽の研究や普及に寄与して2005年に仏文化省から芸術文化勲章を受章。また、英ラトランド州オーカム開催のサマースクールで若手の育成に力を注いでいる。

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