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ピョートル・アレクセイヴィチ
ピアノ
Piotr Alexewicz, Piano
ショパンの故郷・ポーランド出身の期待の新星ピョートル・アレクセイヴィチは、2021年の第18回フレデリック・ショパン国際ピアノコンクールのセミ・ファイナリストであり、ポーランド代表の中で最も評価の高い参加者に与えられるズビグニエフ・ジェヴィエツキ教授賞を受賞し、同世代のポーランド人ピアニストの中で最も才能ある一人として知られている。 2000年生まれ。ポーランドのヴロツワフ出身で同地のカロル・リピンスキ音楽院でパヴェウ・ザヴァツキ教授にピアノを師事。ダン・タイ・ソン、アリエ・ヴァルディ、ジャック・ルヴィエ、ドミトリ・アレクセーエフ、ミハイル・ヴォスクレセンスキーなど名ピアニストのマスタークラスに参加し師事。また、アントン・ルービンシュタイン国際ピアノコンクール(ドイツ)、ディヌ・リパティ国際音楽コンクール(ルーマニア)、ガニー国際コンクール(フランス)など多くの国際的なコンクールで入賞。毎年「ショパンと彼のヨーロッパ音楽祭」に出演し、それをはじめとするドゥシュニキ国際ショパン音楽祭、グダンスク国際音楽祭、ショパン国際音楽祭(パリ)などの多くの音楽祭で高い評価を得たほか、ドイツやフランス、英国、イタリア、デンマーク、スイス、ルーマニアなど世界各国で演奏会を開催し、好評を博した。さらにハワード・シェリーや下野竜也、マレク・ヤノフスキなどの多くの国際的な指揮者と共演をしている。 録音も積極的に取り組んでおり、2019年にワルシャワのフレデリック・ショパン研究所からショパン、リスト、ベートーヴェンなどの作品を収録したデビュー・アルバムをリリースし話題を呼んだ。さらに2021年には2枚目のアルバムとして、ハワード・シェリー指揮のシンフォニア・ヴァルソヴィアとショパン作品のアルバムをリリースしている。