Profile
フィンランド・リコーダーカルテット《ブラヴァーデ》
Finland Recorder Quartet《Bravade》
フィンランドの名門シ5:20ベリウス・アカデミーで古楽を学んだメンバーにより結成。カルテットとしては、国際的な知名度を有するフランダース・リコーダーカルテットの創設者ハン・トルの元で研鑽を積んだ。
リコーダーが有する可能性を追求すると共に、その幅広い楽曲を紹介することを目指している。中世から現代まで、豊かで多様なプログラムを組んでおり、現代作曲家による新作の初演に積極的で、トゥーリ・リンドバーグ(ソプラノ)、パシ・ヒュオッキ(ソプラニスタ)をはじめとしたフィンランドの演奏家との共演も積極的に行う。これまでにイタリア、デンマーク、ノルウェイ、オランダ他ヨーロッパ諸国、日本を始めアジア各国でリサイタルを行う他、音楽祭にも招聘されている。CDはデビューアルバム「過去と現在の反映」をはじめとしてリリース多数。
パウリ―ナ・フレッド
Pauliina Fred
フルート奏者。古楽のフルートを専門的に学び、ルネサンス時代のフルートからロマン派の時代のCフルートを起源とした様々な笛を演奏するほか、シルバー・フルートでボサノバを演奏するなど幅広い音楽性を持っている。ヘルシンキ・バロック・オーケストラやフィンランド・バロック・オーケストラ、オスロ・バロック・オーケストラのメンバーとしても活躍。ソリストや室内楽も行い、フィンランドのみならずヨーロッパ各地、アメリカ、日本でも演奏。ナクソス、AeolusやBisでCDがリリースされている。
ハンナ・ハーパマッキ
Hanna Haapamaki
リコーダーとトラベルソが専門。シベリウス・アカデミーやアムステルダムのコンセルバトワールにて学んだ。ソロ・室内楽の活動を中心とし、ヘルシンキ・バロック・オーケストラやフィンランド・バロック・オーケストラのリコーダー&トラベルソ奏者としても活躍。国内外の数多くの音楽祭に招かれると共に、子供たちのためのコンサートや福祉施設でのアウトリーチ活動も積極的に行う。指導者としても活動し、エスポーやアヴォニアの音楽院でリコーダーやトラベルソを指導している。
スニヴァ・ファガーランド
Sunniva Fagerlund
リコーダー奏者。ヘルシンキ・ポリテク大学はハンブルグ音楽大学で学ぶ。フィンランド・リコーダーカルテットとアンサンブル・リコーダンツァのメンバーとして活躍。室内楽やソロ奏者としてフィンランドをはじめヨーロッパ各地で活動し、数多くの音楽祭にも参加している。2009年よりフィンランド・パライネンの古楽音楽祭では芸術監督を務めた。また同年、ツルンマ財団による文化省を受賞した。指導者としても西ヘルシンキ音楽学校等でリコーダーを教えている。
ハンナ・カンガスニエミ
Hanna Kangasniemi
シベリウス・アカデミーにて古楽を学ぶ。リコーダー奏者に加えてピアニストとしても活動。ルネサンス音楽から現代のポップスにかけて幅広い演奏活動を行う。クラシック演奏家としてはフィンランド・リコーダーカルテットのメンバーを始めとしてソロ、室内楽を中心に演奏を行い、またライトミュージックの分野ではエリサ・ライホ・アンサンブルや、アイリッシュ・バンドのティン・ホイッスル奏者として活動し、アイルランドをはじめヨーロッパのみならずアメリカやアフリカのナミビアまでツアーを行うなど幅広く活躍している。レコーディングにも数多く参加。