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ザ・キングズ・シンガーズ
The King’s Singers

パトリック・ダナキー(カウンターテナー) 2016年9月~
エドワード・バトン(カウンターテナー) 2019年1月~
ジュリアン・グレゴリー(テナー) 2014年9月~
クリストファー・ブリュートン(バリトン) 2012年1月~
ニック・アシュビー(バリトン) 2019年1月~
ジョナサン・ハワード(バス) 2010年9月~
Patrick Dunachie(countertenor)
Edward Button (countertenor)
Julian Gregory (tenor)
Christopher Brueton (baritone)
Nick Ashby (baritone)
Jonathan Howard (bass)

 

1968年、ケンブリッジ大学キングズ・カレッジの学生6人によって結成。その比類ない音楽性と機知に富んだステージ・パフォーマンスで、デビュー後瞬く間にイギリス音楽界でトップ・アーティストに昇りつめる。国際的にも人気を博し、デビューして50年経った今に至ってもアメリカ、アジア、オーストラリア、南米各国など世界中でコンサートを行って毎年100万人以上の観客を動員し、世界最高のヴォーカル・アンサンブルとして評価を不動のものとしている。

レパートリーは通算で2000曲以上にも上り、そのジャンルも中世のマドリガルからルネッサンス、古典歌曲から現代、そして世界の民謡やジャズ・ポップスなど幅広い。またこれまでに、べリオ、リゲティ、ペンデレツキ、武満徹、ウィテカーなど各時代を代表する現代作曲家が200を超える作品を捧げてきた。

教育・育成活動にも力を入れており、レジデント・アンサンブルを務めるロンドン大学で夏のマスタークラスを定期的に行っているほか、ザ・キングズ・シンガーズ財団の助成により新進作曲家を対象とした聖歌の作曲コンクールを開催し、入賞者にケンブリッジ大学のキングズ・カレッジ・チャペルにて発表の機会を提供するなど若手音楽家への支援を行っている。

録音も数多く、中でも2009年にシグナム・クラシックよりリリースされたアルバムで、また2012年にはユニバーサル=デッカによるウィテカー作品「ライト・アンド・ゴールド」のCDでグラミー賞を2度受賞した。また、今でも世界各国でチケットが続々完売し公演が激賞され続けていることが評価され、英国の権威グラモフォン誌の殿堂入りアーティストに選ばれている。2017年秋、結成50周年記念アルバム「GOLD」(3枚組)をリリース。全60曲を完全収録。
 

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