Profile

シャンドル・ヤボルカイ

ヴァイオリン
Sándor Jávorkai, Violin

 

1976年、ジプシーの血族が多く定住するハンガリー北西部の町ジェールに生まれる。3歳で父より手ほどきをうけてヴァイオリンを弾き始め、5歳で既にコンサートを開く。リスト音楽院、ウィーン芸術大学にて学び、アイザック・スターン、ティボール・ヴァルガ、ヴラディミール・スピヴァコフ等世界的なヴァイオリニストに師事し、90年から94年にかけてハンガリー・エミール・ヴァイダ弦楽器コンクールで連続優勝、92年ヤーノシュ・

コンチ・ヴァイオリンコンクール、また93年カール・フレッシュ国際コンクール優勝、99年サラサーテ国際コンクール特別賞、2000年テッサロニキ室内楽コンクール優勝、03年コダーイコンクール優勝など出場する全てのコンクールで優勝・入賞を繰り返した。2009年には弟アダムと共に、ウィーンのグラミー賞として名高い「ウィーン・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」に選出。ヨーロッパ中の注目を集め世界各国で公演を行う人気アーティストに登りつめた。正統派ロマの血を引く家系で育ち、ロビー・ラカトシュやロランド・ビリャソン、ジュリアス・ドレイク等の世界的なジプシー演奏家と舞台を共にするなど活躍、その強烈なテクニックと魂を激しく揺さぶるメロディで観客を熱狂の渦に巻き込む。

アダム・ヤボルカイ

チェロ
Ádám Jávorkai, Cello

 

1977年ハンガリー・ジェール生まれ。バルトーク音楽院を経てウィーン芸術大学でアンジェリカ・マイやラインハルト・ラツコに師事。ハンガリーの巨匠ミクローシュ・ペレーニやアンナー・ビルスマ、フェレンツ・ラドシュ等の薫陶を受けてきた。91年以来エミール・ヴァイダ弦楽器コンクールにて3回連続第1位、またハンガリー国立チェロコンクールでも3度の制覇、03年コダーイコンクール、08年パドヴァ国際コンクール等数々の主要コンクールで次々と優勝を重ねる。09年兄シャンドルと共に「ウィーン・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」に選出。これまでにオーストリア、ハンガリー、ドイツ、イギリス、イタリア、オランダ、チェコ、ポーランド、ロシア、スペイン、ベルギー、ルクセンブルク、エジプト、トルコ、中国、日本等世界各国から招聘を受けて演奏活動を行っている。兄シャンドルと共にハンガリーの巨匠現代作曲家の一人であるラースロー・ドゥブロヴァイより献呈された、ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲、フルオーケストラをバックにしたヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲を初演するなどますます注目を集めている。

アダム・ヤボルカイ オフィシャルサイト:

https://www.adamjavorkai.com/

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