Profile
アレクサンドル・ラム
チェロ
Alexsander Ramm, Cello
1988年ウラジオストク生まれ。幼少から才能を発揮し、9歳でオーケストラと共演。モスクワのチャイコフスキー音楽院を経てベルリンのハンス・アイスラー音楽院に留学して研鑽を積んだ。コンクール歴も華やかで、2005年ケンブリッジ国際コンクール優勝、2010年北京国際コンクールグランプリ、2013年ヘルシンキでのパウロ国際コンクール第3位を獲得。また2015年にはチャイコフスキー国際コンクールで準優勝を果たし、世界的なチェリストの仲間入りを果たした。以来、モスクワフィルハーモニー交響楽団、スヴェトラーノフ記念ロシア国立交響楽団、マリインスキー歌劇場管弦楽団、パリ管弦楽団等一流のオーケストラにソリストとして招かれ、これまでにユロフスキー、スピヴァコフ、ゲルギエフ、スラトコフスキー、ポリャンスキー等超一流の指揮者の信頼を得て各国のツアーに参加。特にマリインスキー歌劇場管弦楽団のロンドン公演では大成功を収めて即再演の声がかかるなど名声を得た。妻アンナ・オディントソヴァを伴って行われる初の日本リサイタルツアーにも期待がかかる。