Profile

ジャスミン・チェイ

フルート
Jasmine Choi, Flute

 

ソウル出身。16歳でアメリカ名門カーティス音楽院に全額奨学金を得て入学し、ニューヨーク・フィルの首席奏者である故ユリウス・ベイカー最後の門下生となった。22歳でジュリアード音楽院の修士学位を取得。卒業後、パーヴォ・ヤルヴィの下でシンシナティ交響楽団の副首席奏者を務め、6年後にはファビオ・ルイージの下でウィーン交響楽団のフルート首席奏者となる。

現在はオーストリアで定住。ソリストとして活動し、年間100回以上の公演を行う。パリ、ウィーン、ロンドン、ミュンヘン、ニューヨーク、東京、ソウル、香港でのリサイタルに加え、オーケストラとの共演も多数行っている。これまでに、ドイツのベルリン交響楽団とのジルベスター・コンサート、ヴェルツブルク・フィルハーモニー管弦楽団、オーストリアのモーツァルテウム管弦楽団、ザルツブルグ・モーツァルト・プレイヤーズ、ロシアのサンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、フィンランドのトゥルク・フィルハーモニー管弦楽団、アメリカのシンシナティ交響楽団、サラソタ祝祭管弦楽団、ニューヨーク・クラシカル・プレイヤーズ、韓国のKBS交響楽団などと共演している。

メンデルスゾーンとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を含め、様々な名曲をフルート演奏用に編曲して、演奏会で取り上げる他、ダニエル・ドロフ(米)、デトレフ・グラナート(ドイツ)、テジュ・キム(韓)、マーク・レイコック(米)、ゲイリー・ショッカー(米)、ウリエル・バンチェステーン(カナダ)等現代作曲家の作品の世界初演を数多く行っている。

CDリリースや録音も多数行っている。ソニー・クラシカル・レーベルの元でモーツァルト/フルート協奏曲、ファンタジー(フルート超絶技巧集)、クロード・ボリング・ジャズコレクション、モーツァルト/フルート四重奏が出版され、それ以外の録音はテレメン・ファイルズ、ラブ・イン・パリ(ライヴ)、トリオ・ジョイ(即興演奏)などが含まれる。

2017年11月には日本デビューリサイタルを果たし、東京での公演はソールドアウトを記録、継いで翌年の東京のリサイタルも完売。加えて大阪交響楽団とオーケストラ・アンサンブル金沢との共演を大好評を博した。

レビュー

“フルートの女神” ――Korea Times, 韓国

“優れた才能と力強い響き” ――Philadelphia Inquirer, アメリカ

“フルートの歴史における10人の偉大な奏者の一人” ――Sinfini Magazine, イギリス

外部リンク

http://www.jasminechoi.com/

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