Profile

ジュリアン・ラクリン

指揮&ヴァイオリニスト
Julian Rachlin, Conductor/Violin

 

1974年リトアニア生まれ。その後両親と共に78年にウィーンへと移住した。ヴァイオリンをピンカス・ズーカーマンの下でも研鑽を積む。早くも1984年、10歳にして最初の公開演奏を行い神童と呼ばれる。88年には、「ユーロビジョン・ヤング・ミュージシャンズ」グランプリの称号を得て、リッカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と共演した最年少ソリストとなった。また、マリス・ヤンソンスの推奨により指揮を学び始める。99年よりウィーン国立音楽大学のヴァイオリン科教授。ソニー・クラシック、ワーナー・クラシック、ドイツ・グラモフォンからCDを多数リリースしており高く評価されている。彼が使用するヴァイオリンは、1704年製のストラディヴァリ“エクス・カロダス”。2000年よりヴィオラの演奏を始め、今ではヴィオラのレパートリーもコンサートに取り入れている。ヨーロッパのフェスティバルへの参加も頻繁に行っており、ザルツブルク音楽祭、ヴェルビエ音楽祭、シュレースヴィッヒ・ホルシュタイン音楽祭、BBCプロムス、ルツェルン音楽祭といったフェスティバルに定期的に招聘されている。

最近では、ソリストとしてムーティ指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団やアシュケナージ指揮スイス・イタリア語放送管弦楽団と共演した他、ダニエレ・ガッティ指揮フランス国立管弦楽団によるヨーロッパと北アメリカのツアーに参加。この他ルツェルン音楽祭にてヤンソンス指揮バイエルン放響、ブロムシュテット指揮ゲヴァントハウス管弦楽団と共演し、メータ指揮ミュンヘン・フィル、テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルク・フィル、ノセダ指揮イスラエル・フィルとも共演した。また、指揮者としての活躍も目覚ましく、ウィーン交響楽団、ロイヤル・リヴァプール・フィル、ロシア国立交響楽団、ルクセンブルク・フィル、プラハ・フィルなどに客演し好評を博した他、シカゴ交響楽団、ウィーン室内管弦楽団、バーミンガム市交響楽団などへの客演が決まっている。また、イギリス室内管弦楽団によるヨーロッパ・ツアーに参加した。現在、イギリスのロイヤル・ノーザン・シンフォニアの首席客演指揮者、フィンランドのトゥルク・フィルハーモニー(音楽監督:レイフ・セーゲルスタム)に首席客演指揮者にそれぞれ就任している。

(2019年9月更新)

オフィシャルサイト

http://julianrachlin.com/

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